シャボン玉のいい匂いがする。
それと同時に誰かの息遣いが耳に入る。
「(何時になったら…終わるのだろうか)」
この目には何も映らない。しかし手を壁に当てゆっくりと進んでここまで来たのだ。右手には棒を、左手には…
「思い出してごらん?ボク達は友達だった筈だよ」
彼が放ったもう一つの不思議なシャボン玉に触れた。色んな光景が浮かび上がる。そんな気がした。
「BEWITCHINGTALE」
このお話は3話構成です。
平和なルートを辿った後のニンゲンは殺戮のルートを辿ることになり、最後の回廊で対面する所から始まります。
ニンゲン(フリスク)
地上から落ちてきた盲目のニンゲン。嗅覚は少し鋭く、手に入れた棒とともに世界を歩いていく。
シアト(???)
平和主義者のスケルトン。シャボン玉を吹かす事と美味しい料理を食べるのが好き。シアトという名は偽名らしい…
ピプレセ(????)
ヒーローに憧れるトラブルヒーローなスケルトン。シアトの弟。シアトと同じく偽名らしい…
キャラ
最初に地下に落ちたニンゲン。故人だったが…
随時更新していきます。