「BEWITCHINGFELL」プロローグ
あるモンスターの王はこう言った。
「この世は殺るか殺られるかだ」
全てのモンスターがそれに乗っ取り破壊を楽しむ様になった地下の世界で1人の人間が落ちてきた。
その人間は落ちた衝撃からか幻惑を見てしまう様になった。それは精神の働きによって深く変動していくもの。
人間は決意を抱いた。その決意によって幻惑作用は強まっていった。
心優しい人間は無事に荒んでしまった地下の世界で生き延びる事は出来るのだろうか。
「BEWITCHINGFELL」
登場人物
ニンゲン(フリスク)
目に謎の幻惑作用のあるニンゲン。慈悲の心を持ち争いを好まない。寝ると幻惑が夢に出てしまうため不眠症を患っている。後に貰う1つの小さな鐘を付けている。
フラウィー
他のモンスターに虐められているとても優しい花。ニンゲンの慈悲に触れ、ニンゲンと一緒に地上を目指す。ニンゲンの目として導いていく。
シアト(???)
スノーフルの森で警備しているスケルトン。赤黒のボロボロの服を身にまとっている。遺跡から現れたニンゲンに最初は殺意を抱いていたが次第に興味を示す。名前は偽名らしい…?
ピプレーセ(????)
シアトの弟。通称レーゼ。あまり仕事しない兄に苛立っている。戦闘能力は高く、ニンゲンに全力で襲いかかる。料理が得意だが、あまり振る舞われることは無い。ピプレーセもシアトと同じく偽名らしい…?
トリエル
落ちてきたニンゲンをあなたのためといい保護(幽閉)させるべく行動していた。ヤンデレ度が少し高い。カタツムリが好物だが普通にパイ等は作れる。シアトとは扉越しに情報を共有してる程度の仲。
アンダイン
王国騎士団(ロイヤルガード)の隊長。片目をアズゴア王にやられている。かなりの戦闘能力を有しているが子供には優しい。ニンゲンには殺意を抱いてるが慈悲を受け変わる。だが…
アルフィー&メタトン
アルフィーは王立研究員。だが、過去に何かあったのか精神がおかしくなってしまい落ち着かせる為に薬を飲んでいる。ニンゲンには協力的だが果たして…
メタトンは精神がおかしくなったアルフィーによって作られたが、何かある度にアルフィーから虐待を受けている。その為メタトンも殺人衝動が強くニンゲンに容赦なく襲いかかる。だが、ニンゲンの慈悲に触れ理解に苦しむ。
アズゴア
地下世界の王にして「殺るか殺られるか」のモットーを提案した張本人。殺意が他のモンスターの比にもならない。かつて妻と子供がいたそうだが…
随時更新していきます。